公開: 2026年3月29日
更新: 2026年3月29日
近代以降の社会では、どの国においても、成人している全ての国民には、「市民」としての資格(市民権)を与えられ、生命、財産、信教の自由が認められている。また、政治への参加のために、投票権も与えられる。
近代の国民国家では、この市民権は、納税者である成人男性に限定して、与えられていました。ただし、市民権は、兵役の義務との引き換えでした。これは、古代ギリシャの市民制度を真似たものだと言えます。古代ギリシャでは、市民階層以外に、奴隷階層がいました。
その奴隷階層には、財産や信教の自由が、認められていませんでした。ただし、兵役はなく、その反面、参政権(投票権)は与えられていませんでした。